製品について 京の七味とうがらし
京都の和食は、日本人の伝統的な食文化として、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。 おだしや京野菜を使った、目にも舌にも繊細な京料理にふわりと華やぐ、風味豊かな『七味とうがらし』は、昔から京都の食卓で親しまれてきた辛味調味料です。 山椒がピリリ薫る京都ならではの薬味と調合にこだわった、「おちゃのこさいさい」の七味は辛さも風味もいろいろ。 京都に伝わる仕上げのひと振り調味料を、おひとつどうぞ。
おちゃのこさいさいの
「とうがらし」
種類が違うと、辛さもいろいろ。
唐辛子の種類で選ぶ、お好みの辛さ
本鷹唐辛子
「鷹の爪」とも呼ばれ、昔からよく食べられています。
じんわりと広がる上品で温かい辛さ。
くせがなく、唐辛子の旨みを味わうことができます。
本鷹唐辛子を、焦がさないように低温でじっくり焙煎、香ばしく深みのある味わいを実現しました。
黄金唐辛子
鮮やかな黄色をした辛味の強い唐辛子。舌がピリリとしびれるような、刺激的な辛さ。パプリカのような風味があり、さっぱりした口当たりが特徴です。
京七味の要「香り素材」
京七味に欠かせない山椒と柚子は、
とくに香り高い、国産素材を吟味。
山椒
京都では、おだしを使った繊細な味付けの京料理に合わせて風味豊かな七味が育まれました。
山椒は、料理に爽やかな香りと後味をもたらし、食材の味を引き立てます。
「おちゃのこさいさい」の七味唐辛子は、山椒の中でも特に香り高いものに拘り、国産の山椒を使用。
石臼製法で挽くことで繊維が潰れず、爽やかな香りがうんと強く、長く続きます。
今では、山椒の効いた京都の七味は、京料理に限らず、料理の味をワンランクアップさせる隠し味として、親しまれています。
柚子
国産の柚子を使用。ビタミンCなどの栄養価も高く、何より香りが別格です。
一振りすると、完熟した柚子の香りが、お料理を上品な味わいに仕上げてくれます。
風味をささえる「厳選薬味」
京七味ならではの風味を生み出す、
薬味の数々も全国から選りすぐり。
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胡麻
甘みがあり香ばしい胡麻は、金胡麻・黒胡麻の2種類。食感も楽しめる。
コレステロール抑制、貧血改善など嬉しい効能も。 -
陳皮
温州ミカンの皮を乾燥し粉末にしたもの。昔から、せきを抑える漢方薬として利用されてきました。柑橘系の香りと、少しの苦みが特徴。
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青海苔
高知県四万十川の青のり。
水質の良い河口で採れた上質なのり。おうどんやみそ汁などのつゆに付くと、ふわりと開き香り立つ。調合された様々な薬味の香りを、総合的にまとめてくれる。食物繊維が豊富。 -
紫蘇
収穫してすぐフリーズドライ製法で乾燥させるため、味や香りがそのまま保たれ、とっても香りがよいです。さっぱりとした後味が特徴。
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麻の実
実は堅いですが擦りつぶしているので、油分があり、しっとりと口当たりが良い。焙煎してあり、きなこのような香ばしい香りがする。
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芥子の実
プチプチした食感が楽しめる。食感として、お菓子やパンなどにも使われている。
餡パンの上にまぶしてある実。
とうがらしに合わせて独自の配合でブレンド。
味・色味・風味・口あたりの面から、まとまりのある味わいに仕上げています。
京の七味とうがらし ラインナップ
京の 黄七味
山椒風味
大辛
京の 赤七味
山椒風味
中辛
京の 黒七味
山椒風味
小辛